相談:今の仕事に違和感があるけれど、辞める勇気がありません。どうしたらいいですか?

キャリアの考え方

こんにちは、優しそうで優しいキャリアコンサルタントmarioです。

今の仕事に違和感があるけれど、辞める勇気がない。そういった話をよく聞きます。
お話を聞いていくと、以下のような気持ちが背景として語られることがあります。

  • 今の仕事、何となく違う気がするけれど、辞めるほどの決定的な理由がない。
  • 自分の中でやりきったと言えるのか分からない。
  • ここで辞めたら逃げなんじゃないかと思う。……など。

そんなお悩みにご回答!
やってみて欲しいことを3つ挙げましたので、ぜひ参考にしてください。

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1 違和感の正体を言葉にしてみる。

「何となく違う気がする」というとき、人はその違和感の正体をクリアに言葉にできていないことが多いです。そして、それを頭の中でグルグルと考え続けているケースがほとんどです。

頭の中で考えていると、目に見える形にならないため、違和感の正体が見えてきません。消えたと思ったらまた現れて、現れたと思ってもまた分からなくなり、モヤモヤとした感覚だけが残ります。

違和感の正体が分からないと、何を解消したらよいのかが分からないため、行動を変えることもできません。行動が変わらないので、現実も変わらず、モヤモヤした状態が継続することになるのです。

まずは、違和感の正体を「頭の外に出す」ことに取り組んでみてください。

頭の外に出す方法は、紙に書く/誰かに話を聴いてもらう/スマホに向かって話して録音する、などの方法でやってみると良いです。

この時意識すると良いのが「きれいにまとめようとしない」ということです。

頭の中でぐじゃぐじゃになっているものを外に出すので、きれいに整っていなくて当然。面接で話すわけではないので、この段階ではまとまっていなくても長くなっても良いので、まずは外に出してみることを優先してください。

頭の外に出すだけで、違和感の正体の輪郭が見えてきます。この段階で正体がしっかりつかめたら、行動に移しても良いでしょう。輪郭は見えたけど正体が分からなければ、キャリアの専門家に話を聴いてもらうことをお勧めします。

違和感の正体を明らかにすること、何から始めたら解消していけるのかなど、色々なことが見えてきます。

筆者もキャリアコンサルタントとして、ご相談を承っておりますので、ぜひご利用ください。

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2 小さな行動をひとつ決めてみる。

いきなり、今の会社で勤め続けるか、辞めるか、という大きな結論を出す必要はありません。

まずは、小さくて良いので、できそうなことを始めてみてください。どんな行動から始めたらよいのかは、その人によって異なります。あくまで参考ですが、以下のようなことをしてみると違和感解消への一歩が踏み出せるかもしれません。

  • 転職サイトに登録して、求人を見てみる。
  • スカウトメールを受け取ってみる。
  • 転職エージェントと話してみる。
  • 副業のプラットフォームサイトを見てみる。
  • 興味がある資格について調べてみる。
  • 職務経歴書を作ってみる。
  • 過去の意思決定(入社理由と退職理由)について振り返ってみる。
  • 幼少期から現在に至るまでのモチベーションを数値化してみる。
  • 今までで最高だった仕事の内容を紙に書いてみる。
  • 友人とキャリアについて話してみる。
  • 日記をつけ始めてみる。
  • 新しいルーティンを始めてみる。
  • 興味がある分野のセミナーに出てみる。

など、何でも構いません。

小さく行動をすることで、気持ちに変化が生まれ、自分は今の会社を本当に辞めたいと思っているのか、ただちょっと環境を変えたいだけなのか、自分の課題がどこにあるのか、などが見えてくるかもしれません。

行動を変えると、見えてくる景色や日常が変化します。その変化を通じて、自分の気持ちを確かめてみてください。

3 決める前に、話す時間を作る。

悩みを抱いたとき、多くの人がやってしまいがちなのが、「一人で延々と悩み続けること」です。(私もよくあります……!)

自分のことは自分でしなきゃと責任感がある人ほど、問題を一人で解決しようとして悶々とする時間が長くなります。

ぜひ、何かを決める前に気持ちを話してみてください。

自分が考えていることに対して、第三者からフィードバックや意見をもらうと、新しい気づきがあります。また、話をしっかり聴ける人に対して、自分の思いを話すだけで頭の中がスーッと整理されていきます。

違和感の正体が分かったとき、それを解消する方法も同時に見つけられると思いますが、最後には行動をする勇気が必要になります。

自分一人で決めたという事実が勇気をくれることもありますが、話をじっくり聴いて理解してくれた人からの後押しが、決断の励みになることもあります。

筆者もキャリアコンサルタントとして、話をしていただく時間を提供しています。
ひとりで抱えて欲しくないけれど、最後は自分で決められることがサービスのポリシーです。
ぜひ、あなたの思いの整理と一歩踏み出す勇気を得るために、ご活用ください。

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まとめ

今の仕事に違和感がけれど、辞める勇気がないときにやるべきことを3つ紹介しました。

  1. 違和感の正体を言葉にしてみる。
  2. 小さな行動をひとつ決めてみる。
  3. 決める前に、話す時間を作る。

必要であれば、「話して整理する時間」を一緒に作ることもできます。
もし、あなたが「まずは話してみたいな」と思ったら、お気軽にご相談くださいね。

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