「7つの習慣」から学ぶ目標設定のやり方|達成率を上げるたった2つの工夫とは?

キャリアの考え方

新年や新しい挑戦のタイミングで「今年こそ目標を達成したい!」と思うことはありませんか? しかし、目標を立てたものの、いつの間にか忘れてしまったり、達成できずに終わったりすることも多いですよね。

そこで今回は、スティーブン・R・コヴィー著の世界的ベストセラー『7つの習慣』から学ぶ、効果的な目標設定のやり方を紹介します。私自身、この方法を実践することで、目標がより明確になり、達成率が格段に上がりました。

目標を立てる際に「どうやって決めればいいのか分からない」「続けられない」と悩んでいる方にぜひ読んでほしい内容です。



効果的な目標設定の2つのポイント。

1. 目標を「役割(ロール)」ごとに設定する。

多くの人は、「仕事」と「プライベート」といった大まかなカテゴリで目標を立てがちですが、それでは曖昧になり、達成しにくくなります。

私もその2つのカテゴリで目標を立てていた時期がありましたが、目標の優先順位が決まらず、時間の経過とともに目標を忘れてしまうことが長く続いていました。

そこで、目標を以下のような役割ごとに整理すると、何をすべきかが明確になります。

家族軸:夫/父親/子ども
仕事軸:営業マン/上司/部下
交友軸:友人/仲間
個人軸:余暇を過ごす人
社会軸:市民/国民/地球民

上記のそれぞれに●●「として」という3文字を付けて、目標を考えます。

例えば、「営業マンとして」は何を達成したいのか?「父親として」はどんな時間を子どもと過ごしたいのか?

役割ごとに目標を設定することで、 「何をすべきか」 がはっきりし、より具体的な目標を設定することができるようになります。

ポイントは、「●●として」という役割を書き出すこと。私の場合は上記5つの軸で考えましたが、必ずしも同じ軸でなくても構いません。自分の役割を棚卸できていればOKです。


2. 目標に「時間軸」を持たせる。

目標を設定しても、漠然としていると行動に移しづらくなります。

そこで、 3か月ごと、1か月ごと、週ごと のように、短いスパンでの目標を決めることが重要です。

例えば、

✅ 「3か月で英語のビジネスメールをスムーズに書けるようになる」
✅ 「1か月で本を3冊読む」
✅ 「週に1回、家族との時間をしっかり確保する」

こうすることで、日々の行動に落とし込みやすくなり、目標達成の確率が格段に上がります。


まとめ:目標設定は「やり方」より「考え方」が大切!

目標設定をする際、 「何を達成したいか?」の前に、●●「として」という3文字を入れることで、より目標の内容が具体的なものになります。また、目標に時間軸を持たせることで、実現可能性がぐんと高まるのです。

今日から実践できる目標設定のポイント。

目標を「役割(ロール)」ごとに整理する。
目標に「時間軸」を持たせる。

この方法を実践すれば、目標が明確になり、達成率が大幅に向上します。

『7つの習慣』は、単なる自己啓発本ではなく、 人生の指針となる一冊 です。

✔ 目標設定をもっと上手くしたい ✔ 充実した人生を送りたい ✔ 今のやり方に迷いがある

そんな方は、ぜひ一度読んでみてください!

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